ブログ一覧


遺品整理の詐欺被害とは?よくある手口と安心できる業者の見分け方

 

 

遺品整理を依頼したいけど、「詐欺に遭ったらどうしよう」と不安を感じる人もいるかもしれません。

 

実際に遺品整理をめぐるトラブルや詐欺被害は年々増加しています。

 

この記事では、遺品整理に関する詐欺の手口や注意点について解説します。

 

遺品整理に関する詐欺が増えている理由

遺品整理に関する詐欺は、近年増加傾向にあります。

その背景として考えられる主な理由をお伝えします。

 

遺品整理業者の増加

 

日本は高齢化が進み、核家族化や単身高齢者の増加、空き家や孤独死といった問題が深刻化しています。

 

このような背景から、遺品整理のニーズが高まり、それに応じて業者の数も増加しています。

 

ただし、遺品整理業は名乗れば誰でも開業できるのが現状です。

 

専門的な知識や倫理観を持たないまま開業する業者も少なくありません。

 

遺族心理

 

遺品整理を依頼するタイミングは、深い悲しみや喪失感、不安、焦りなど、精神的に不安定な状態のことがよくあります。

 

また、各種手続きに追われて時間的にも余裕がなく、判断力が鈍ってしまうことも珍しくありません。

 

こうした状況に乗じて、不当な契約や高額請求を行う悪質な業者が後を絶ちません。

 

遺品整理でよくある詐欺の手口

ここでは、実際によく見られる詐欺の手口を紹介します。

 

見積もり後の高額請求

 

最も典型的な手口が、見積もりは安く提示し、作業後に追加料金を請求するパターンです。

 

・想定より量が多かった

・特別な処分が必要だった

・作業員の増員が必要になった

 

などといった理由で、見積書に記載されていなかった費用を一方的に加算してくることがあります。

 

貴重品の盗難

 

遺品整理中に見つかった現金や貴金属、骨董品などの高価な品物を持ち去る悪質業者も存在します。

 

また、買い取りを行うと言って相場より極端に安い価格で引き取る行為にも注意が必要です。

 

不法投棄

 

回収した遺品を不法に山林や空き地に投棄するケースもあります。

 

処分ルートが追跡されて、依頼者が責任を問われることもあるため注意が必要です。

 

被害に遭わないためのチェックポイント

詐欺に遭わないためにも遺品整理を依頼する際に、いくつかポイントを押さえておくことが重要です。

 

冷静にチェックし、信頼できる業者を見極めましょう。

 

許可業者であるか

 

遺品整理そのものに許可は不要ですが、作業の過程で発生する不用品の回収や処分するためには、法律上の許可が必要になります。

 

特に「一般廃棄物収集運搬業」を持っているかは重要です。

 

許可の有無は、ホームページ上で確認できます。

 

そもそも公式サイトが存在しない、または会社情報が極端に乏しい場合には、慎重に検討した方がよいでしょう。

 

遺品整理士が在籍しているか

 

遺品整理業者を選ぶ際は、「遺品整理士」の有資格者が在籍しているかどうかを確認しておくと安心です。

 

遺品整理士は、遺品の取り扱いや関連する法令について一定の知識と理解を備えた民間資格で、遺品整理士認定協会によって認定されます。

 

有資格者が在籍している業者であれば、遺族の気持ちに配慮しながら適切に対応してくれる可能性が高く、業者選びの一つの目安になります。

 

相見積もりを取る

 

遺品整理を業者に依頼する際は、必ず複数社に見積もりを依頼し、内容を比較してから判断することが大切です。

 

1社だけで即決してしまうと、不要な高額請求や不透明な契約内容に気づけないまま契約してしまうおそれがあります。

 

見積もりは、書面で提示されるのが基本です。

 

口頭だけで作業を進めようとする業者や、見積もりを出さずに契約を迫る業者には注意してください。

 

見積書を受け取ったら、作業内容や料金の内訳が明確に記載されているか、追加料金が発生する場合の条件が示されているか、不明瞭な費目(たとえば「供養費」や「特別処分費」など)が含まれていないかを確認しましょう。

 

相見積もりを取ることで相場が把握できて、料金体系が明確な業者を選びやすくなります。

 

また、見積もり時の担当者の対応も比較でき、業者選びの判断材料になります。

 

時間に余裕がない場合でも、相見積もりを嫌がる業者や、即決を迫ってくる業者は避けましょう。

 

口コミの確認

 

業者に依頼する前には、インターネット上の口コミや評判を確認しておくことが重要です。

 

実際に利用した人の声は、サービスの質や対応の良し悪しを判断する上で非常に参考になります。

 

Googleのクチコミ欄や比較サイトのレビュー、SNSでの投稿などを見て悪評がないかをチェックします。

 

ただし、評価が極端に高すぎたり、似たような内容の投稿が並んでいる場合には注意が必要です。

 

自作自演の可能性もあるため、内容を鵜呑みにせず、全体の傾向を見て慎重に判断しましょう。

 

まとめ

遺品整理を業者に依頼する際は、慎重に見極めなければ詐欺やトラブルに巻き込まれるおそれがあります。

 

見積もり後に高額な追加請求をされたり、不用品を不法に投棄されたり、貴重品を持ち去られるといった被害がよく報告されています。

 

信頼できる業者を選ぶためには、必ず複数社から相見積もりを取り、料金だけでなく担当者の対応の良さなども含めて比較・検討することをおすすめします。

 

「ジャンボコアラ」には、遺品整理士認定協会の地域会員が在籍しており、遺品整理のプロとして協会HPに優良企業として認定されています。

 

遺品整理をお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。

プライバシーポリシー  /  特定商取引法に基づく表記      Copyright (C) 2024 ジャンボコアラ. All rights Reserved.