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遺品整理で骨董品が見つかったらどうする?選べる方法と注意点を紹介

 

 

遺品整理をしていると、故人が遺した骨董品が見つかる場合があります。

価値のある骨董品を遺品整理で発見したときには、相続財産の一つとして対応が必要です。

この記事では、遺品整理で骨董品が見つかったときの対応方法と注意点をまとめました。

状況に応じてより良い選択肢を選び、相続手続きを進めましょう。

 

遺品整理で骨董品が見つかったときの選択肢

遺品整理で骨董品が見つかったときには、相続方法を検討しなければなりません。

 

大きく分けると3通りの選択肢があります。

 

相続人の一人が相続する

骨董品は遺産の一つとして相続人が相続できます。

遺産分割協議を通し、誰が相続するかを話し合って決めることが必要です。

骨董品は分割して複数の人が所有することは難しいので、誰か一人が相続します。

遺言書があって相続する人が決まっている場合には自動的に決まりますが、遺言がない場合には法定相続人で協議し、他の遺産とのバランスも考慮して決めなければなりません。

 

骨董品を売却して分割する

遺品整理で見つかった骨董品はそのままモノとして相続せずに、売却して現金にしたあとに相続が可能です。

骨董品が100万円で売れた場合、法定相続人の子供2人で均等に分割して50万円ずつ相続するといった方法があります。

骨董品は売り先によって査定価格が変わることが多いので、高く売ろうとすると相見積もりを取る手間がかかります。

しかし、現金にすれば均等に相続できるのでトラブルが起こりにくいでしょう。

 

総合的に見て相続放棄する

骨董品は価値があるので相続したいと思うのがもっともなことですが、故人に負の遺産があるときには相続放棄も選択肢になります。

骨董品に100万円、他の遺産に100万円の価値があったとしても、300万円の借金をしていた場合には遺産総額が-100万円になります。

相続すると自分の資産を減らすことになるので、相続放棄をするのが合理的です。

骨董品の価値によって相続すべきかどうかが変わるため、査定を受けて価値を確認してから総合的に判断しましょう。

 

遺品整理で骨董品が発見されたときの注意点

遺品整理で骨董品が見つかったときには、相続トラブルの原因になる可能性があります。

骨董品が発見されたら、以下の注意点を押さえて対応を進めましょう。

 

売却すると相続放棄は難しくなる

被相続人が亡くなった後や、亡くなる直前に骨董品を売却すると相続放棄は難しくなります。

売却によって現金にして相続しようという意思があったと判断されるからです。

負の財産があるかどうかを先に調査して、相続すると決めてから骨董品を売却することが大切です。

 

骨董品の鑑定・査定は業者ごとの差が大きい

骨董品は業者ごとに査定価格が変わります。

希少性が高いものや専門分野が限られているものは。価格差が大きくなりがちです。

遺品整理で骨董品を売るときには、相見積もりをして価値を正確に確認しましょう。

高く売れるところを探し出すと相続財産を増やせます。

少なくとも2~3社で査定を受けて比較するのがおすすめです。

 

骨董品以外の遺品整理にも手間がかかる

骨董品が見つかると査定を受けて価値を評価したり、相続するかどうかを考えたりする手間がかかります。

ただ、遺品整理では骨董品以外の遺品の取捨選択や価値判断も必要になります。

骨董品ばかりに時間をかけてはいられないので注意が必要です。

相続の遺産分割協議を期日までに終えて相続税を納めなければなりません。

相続が発生したのを知った日から10カ月が納税期限なので、骨董品の売却に手間をかけ過ぎないように注意しましょう。

 

売却や相続でトラブルが起こりやすい

骨董品が見つかると、トラブルが起こるリスクが大きくなります。

売却するときに詐欺の被害に遭ったり、誰が相続するかでもめたりするのが典型例です。

貴重な骨董品が遺品整理で見つかったときには、相続人の誰もが欲しがるでしょう。

遺産分割協議が進まずに困ることもあります。

売って現金にしたいと考える人もいると、さらに複雑な議論になります。

 

遺品整理対策で骨董品を処分するなら不用品回収

骨董品を処分して現金にするとトラブルが起こりにくくなります。

生前整理として骨董品を売ってしまうと、遺品整理や遺産分割協議でのトラブル防止になるのでおすすめです。

生前整理や遺品整理のときに骨董品を処分するなら、買取に対応している不用品回収業者が便利です。

不用品業者では、回収処分と骨董品の買取をまとめて依頼できます。

 

まとめ

遺品整理で骨董品が見つかったら、一人が相続するか、売却するかを検討しましょう。

相続放棄の可能性も考慮して総合的に判断することが大切です。

骨董品を売却するときには手間がかかるので、遺品整理と合わせて売却もできるサービスを選ぶのがおすすめです。

骨董品の価値を正しく評価できる遺品整理業者に相談して、効率よく骨董品の売却も済ませましょう。

 

「ジャンボコアラ」ではリユースリサイクルを目的とした回収をしており、買取にも対応しております。

 

基本的にご依頼主様から処分費用は頂いておらず運搬作業費、梱包分別費用として代金をいただいております。

 

骨とう品などの売却をご検討であれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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