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孤独死が起きたとき遺品整理をおこなう義務がある人は誰?

 

孤独死が起きたときには誰が遺品整理をするのか、どのようにして進めたら良いのかが疑問になるでしょう。

 

この記事では、孤独死によって遺品整理の必要性が出たときの進め方を詳しく解説します。

 

結論からいえば、孤独死が起こったときは遺品整理を専門業者に依頼することが望ましいです。

 

業者に任せると良い理由も詳しく説明するので、安全・安心な方法で遺品整理をしましょう。

 

孤独死が起こったときに遺品整理をする人

孤独死によって遺品整理をする義務がある人は、状況によって3つのパターンに分けられます。

 

相続人

 

孤独死をしてしまった被相続人に身寄りがあり、相続人が決まる場合には相続人が遺品整理をします。

 

法定相続の場合、配偶者は必ず相続人です。

 

被相続人の血族の状況により、子・孫、父母・祖父母、兄弟姉妹が相続人になる可能性があります。

 

連帯保証人・管理会社・オーナー

 

孤独死によって亡くなった方に身寄りがなく、相続人がいないこともあります。

 

この場合、物件の連帯保証人、管理会社、オーナーなどが遺品整理をします。

 

連帯保証人は、管理会社やオーナーから連絡があり、家賃の納入や物件の原状回復を求められるのが一般的です。

 

また、原状回復を終えて契約を解約するまでの家賃や管理費なども支払うことになります。

 

相続財産清算人

 

もし持ち家に住んでいた人が孤独死し、相続人がいない場合、家庭裁判所が介入します。

 

相続財産清算人を選ぶ手続きは、申し立てによって行われます。

 

未払いの水道光熱費やインターネット料金などを請求する債権者や、検察官の申し立てにより、遺品整理が開始されます。

 

孤独死の遺品整理は専門業者に依頼すると良い理由

孤独死が起こったときには、遺品整理を専門業者に依頼すると安心です。

 

ここでは、業者に依頼した方が良い理由を詳しく見ていきましょう。

 

特殊清掃が必要なことが多いから

 

孤独死が発生した場合、遺品整理の前に特殊清掃が必要なことが多いです。

 

孤独死は亡くなってからしばらくして発見されることが多いため、遺体が腐敗していて屋内の状況が悪くなっていることもあります。

 

これは部屋中に腐敗臭が発生しているだけでなく、細菌などが増えていて感染リスクもある危険な環境です。

 

安全に遺品整理する環境を整えるためには、特殊清掃の必要があります。

 

遺品整理業者に特殊清掃と合わせて依頼できれば効率的です。

 

隣人トラブルの対応が求められるから

 

孤独死が起きたときには、隣人トラブルが起こるリスクも高いです。

 

孤独死の発見は、隣人からの異臭がするという訴えから判明することがよくあります。

 

孤独死が起こった部屋を素人が片付けようとすると、異臭騒ぎや害虫の拡散によって隣人トラブルに発展することも考えられます。

 

このようなトラブルを起こさないためにも、しっかりとしたノウハウのある専門業者に依頼するのが安心です。

 

遺品の大半を処分することになるから

 

孤独死が起こった部屋では汚染の影響もあるため、遺品の大半を処分することになります。

 

遺品整理の専門業者なら大量の不用品を処分できます。

 

遺品の取捨選択も任せられるので、スムーズに遺品整理を終えられます。

 

孤独死のときの遺品整理の流れ

孤独死が起こった部屋の遺品整理をするときに、専門業者に依頼するとどのような流れになるのでしょうか。

 

遺品整理を依頼する段階から完了するまでの流れを見ていきましょう。

 

遺品整理業者に相談する

 

まずは遺品整理業者に孤独死が起きたことを伝えて相談します。

 

遺品整理業者に事実を話して対応を求めましょう。

 

見積もりを取得して依頼する

 

遺品整理業者に相談すると、現場の状況確認に来てくれます。

 

様子を調べて見積もりを出してもらい、内容を確認した上で作業を依頼しましょう。

 

この時点で特殊清掃の必要性についても検討してもらえるので、詳細の説明を受けてから依頼することが大切です。

 

特殊清掃を実施する

 

現場の状態が悪い場合には、まず特殊清掃を実施します。

 

異臭や感染のトラブルが起こらないように対処してもらい、遺品整理を始められるようにします。

 

遺品整理をする

 

現場が安全になった時点で遺品整理を始めます。

 

汚染が認められる遺品については処分するのが原則です。

 

安全だと判断された遺品の中で必要なものは形見として相続し、不要なものは処分して遺品整理をします。

 

まとめ

孤独死が起きてしまったときには、遺品整理を専門業者に依頼するのが安心です。

 

特殊清掃をしなければならない場合が多いので、個人での対応はリスクがあります。

 

孤独死が起こったときには処分するものも多く、隣人トラブルの対応もしなければなりません。

 

専門の遺品整理業者に依頼して、トラブルなく効率的な遺品整理ができるようにしましょう。

 

「ジャンボコアラ」には、遺品整理士認定協会の地域会員が在籍しており、遺品整理のプロとして協会HPに優良企業として認定されています。

 

これから遺品整理を行おうと検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

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