不用品回収業者に回収できないものはある?
電話一本ですぐに駆けつけてくれ、不要なものをまとめて引き取ってくれるのが不用品回収業者のメリットです。
そんな不用品回収業者にも回収できないものがあるのをご存じですか?
「どんなものでも回収します」と謳っている業者もありますが、実際には回収できないものもあります。
この記事では、一般的に不用品回収業者が回収できないものと、業者によっては回収できるものについて紹介します。
不用品回収で回収できないものは5種類
不用品回収業者が一般的に回収できないものとして代表的なものは5種類に分けられます。
まずは大半の業者が回収できないものを確認していきましょう。
生ごみ・汚物
生ごみや汚物は回収の対象外です。
食べ物や飲み物などの生ごみは腐敗しやすいため、不用品回収業者は引き取りを断るのが一般的です。
また、糞尿などの汚物についても回収できません。
生き物・死骸
生き物や死骸は回収できません。
ペットの飼育は飼い主の責任であるとされるので、引き取りを断られます。
ペットが亡くなっていたとしても、ペット供養業者などの専門業者に依頼する必要があります。
医療廃棄物
医療廃棄物は感染リスクがあるため、専門の業者でなければ回収できません。
注射器、血液や体液が付着したガーゼ、手袋などは医療廃棄物に該当します。
多くの不用品回収業者はこれらを回収できないため、専門業者に依頼しましょう。
危険物・有害物質
危険物や有害物質は、不用品回収業者では回収できない場合が多いです。
例えば以下のような物品は危険があるため、回収対象外です。
・爆発物
・有機溶剤
・薬品
・ガソリン
・火薬
・ペイント
これらは廃棄物処理法によって適切な処理が求められているので、専門の処理業者に依頼して処分する必要があります。
法的に所有が認められていないもの
法的に禁止されている物品は回収できません。
不用品回収業者が回収した時点で不法所持になるためです。
麻薬や鉄砲などの法律で禁止されているものは回収できないので、もし知らず知らずのうちに手に入れてしまった場合は行政に相談して適切に処分しましょう。
業者によっては回収できるもの
不用品回収では、通常回収できないとされるものでも業者によっては回収できる場合があります。
また行政によるごみの収集で出せないものでも、回収可能なケースがあります。
以下に、その可能性があるものを確認しておきましょう。
家電リサイクル対象品
家電リサイクル法の対象となるテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンは、家電量販店などに回収してもらうのが原則です。
パソコンもリサイクルの対象で、ゴミとして捨てることはできません。
ただし、不用品回収業者は家電リサイクル法に基づく処分を代行している場合があります。
代行のため費用が高くなることがありますが、家電リサイクル対象品でも回収を依頼することが可能です。
土やコンクリートブロック
土やコンクリートブロックは自治体で捨てられないことが多く、少量であれば処分可能という程度です。
不用品回収業者でも断られる場合がありますが、土やコンクリートブロックを取り扱っている業者もあります。
そのような業者では、植物が植えられたままの植木鉢をそのまま回収してもらうことも可能です。
車・バイク・タイヤ
車やバイクはすぐに回収してもらえない場合が多いですが、タイヤなどの周辺パーツについては回収していることがあります。
車やバイクも中古車買取店に連絡してくれて、買取や廃車の手配をしてもらえることがあります。
代行になるため費用がかかりますが、バイク本体とタイヤやパーツをまとめて処分したい場合には便利な方法です。
大きいもの・重いもの
サイズや重量が大きいものは、不用品回収業者に断られることがあります。
ピアノやキングサイズベッドなどは運送が難しいためです。
重機が必要な重いものも搬出や運送が困難なため、回収できないことがあります。
しかし、重機を使用できる業者や、大型トラックに対応している運送業者を利用することで、回収してもらえる場合があります。
まとめ
不用品回収業者は、あらゆる不用品を引き取ってくれるわけではありません。
業者によって何を回収できるかは異なりますが、生ごみや危険物のようにほとんどの業者で回収できないものもあります。
回収できないものは、専門業者に相談して処分する必要があります。
不用品回収業者では回収できないものについて、適切な処分方法を説明してもらえる場合があります。
困ったときの相談先としても活用できるので、気軽に相談してみましょう。
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