ゴミ屋敷でペットを飼うことは厳禁!その理由と対処方法を解説
もしあなたの家がゴミ屋敷と呼ばれる状態にあるなら、ペットを飼うことはあきらめなければなりません。
ゴミ屋敷でペットを飼うことには、多くの問題を伴います。
それでもどうしてもペットを飼いたいという場合には、それ相応の対策が必要です。
この記事では、ゴミ屋敷でペットを飼うことが駄目な理由と具体的な対処方法について解説します。
ゴミ屋敷でペットを飼うべきではない8つの理由
ゴミ屋敷でペットを飼うべきでない理由は8つあります。
どのような問題が起こるのかを確認していきましょう。
➀飼育のための管理が困難だから
飼い主はペットを管理して飼育をする義務がありますが、ゴミ屋敷ではペットの管理がおろそかになりがちです。
ゴミ屋敷は物に溢れているため、ペットを正しく飼育することが難しい環境にあります。
管理不足により、外で勝手に交尾をして増えてしまい、多頭飼育崩壊になるリスクもあるでしょう。
またペットの脱走にも気づきにくいので、周囲の住民とトラブルになってしまう恐れもあります。
②悪臭や害虫の発生リスクが高いから
ペットを飼っていると、悪臭や害虫発生のリスクが高くなります。
ゴミ屋敷でペットの糞尿を放置しているといったときは要注意。
さらにペットに付くダニやノミ、抜け毛や垢をエサにするゴキブリなどの害虫が発生する可能性があります。
③飼い主の健康被害が起こりやすいから
ゴミ屋敷でペットを飼っていると、飼い主が健康被害を受けるリスクが高くなります。
ペットに付いたダニやノミ、抜け毛などがアレルギーや感染の原因になる場合があるからです。
雑菌が増えて感染症にかかる可能性も高くなるため、健康面に不安が生まれます。
④ペットの病気につながるから
ペットもゴミ屋敷で飼われていると病気になりやすくなります。
衛生環境が損なわれているため、感染によって皮膚炎やアレルギー症状などが起こるリスクが高まります。
ペットが亡くなったのに気付かずに放置してしまい、細菌やウイルスが増殖して他のペットに対しての感染源になる可能性もあるでしょう。
⑤動物愛護法に抵触する可能性があるから
ゴミ屋敷は人だけでなく、ペットにとっても劣悪な環境です。
ストレスとなる環境でペットを飼育する行為は、動物愛護法違反になる可能性があります。
動物愛護団体から指摘を受けたり、最悪の場合、虐待行為として告発され検挙されることもあり得ます。
⑥家屋の劣化の原因になるから
ゴミ屋敷でペットを飼うと、管理が行き届かなくなり家屋の劣化が進行しやすくなります。
糞尿によって床や壁、建材などが劣化するのが典型例です。
賃貸では原状回復の負担が大きくなり、周囲の部屋に被害が広がった場合には損害賠償請求を受ける可能性もあります。
⑦居住空間が狭くなるから
ゴミ屋敷は、ただでさえゴミに占領されて狭くなっているところに、さらにペットが過ごすための居住空間が必要なので居住スペースが減ってしまいます。
スペースの余裕がないゴミ屋敷において、住生活の質を低下させる原因になります。
⑧状態が劣悪化して対処が困難になるから
ペットを飼っているとゴミ屋敷の状態が劣悪化しやすくなるため、対処が困難になっていきます。
自分が発生させるゴミや汚れに加え、さらにペットから出るゴミや汚れもあるので状態は悪くなる一方です。
すでにゴミ屋敷化しているときの対処方法
ゴミ屋敷でペットを飼うことのリスクについて理解いただけたと思いますが、既にペットを飼っていてお家がゴミ屋敷化している場合は対処が必要です。
基本的に以下の二つの方法が考えられます。
ゴミ屋敷の片付けをする
まずは、ゴミ屋敷を片付けて衛生的な住環境を整えることです。
自分で行なうことは無理でも、不用品回収業者に依頼すればゴミをきれいに回収してもらえます。
部屋のクリーニングやリフォームまで対応している業者もあります。
ペットを手放す
ペットの飼育は飼い主の義務なので、基本的にはペットを飼い始めたら手放すことはできません。
しかし、どうしても育てていくのが難しい場合などは、役所に相談すると対応してもらえることがあります。
また、動物愛護管理センターや、動物管理センターに問い合わせることも選択肢になるでしょう。
ただし、ペットを手放したとしてもゴミ屋敷の悩みがなくなるわけではありません。
汚れてしまっている状態のお家の片付けや掃除を検討しましょう。
まとめ
ペットを飼うときは、衛生的で安全な環境を整えてあげることが飼い主である私たちの責任です。
ゴミ屋敷でペットを飼うことは、さまざまなトラブルの原因になります。
ペットとの幸せな暮らしを築いていくために、ゴミ屋敷の問題を解決しましょう。
「ジャンボコアラ」は、ゴミ屋敷清掃のスペシャリストです。
不用品の分別から梱包、大型家具の処分まで面倒な作業を全て承っております。
ゴミ屋敷でお困りの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。
次の記事へ
不用品回収業者に回収できないものはある? »