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遺品整理で故人の衣類はどうする?処分前にやるべき8つの準備

 

 

遺品整理のときに故人の衣類をどう処分すれば良いか困っていませんか。

 

大切な人が着ていたものなので、処分することにためらいがあるといった人も多いでしょう。

 

一方、すべて捨ててしまえば良いと思っている人もいるかもしれませんが、処分する前にやっておいた方が良いことがあります。

 

この記事では、故人の衣類を捨てたあとに後悔しないためにやるべき準備を解説します。

 

衣類の遺品整理を始めるときの8つの準備

故人の衣類の遺品整理では、事前準備をしてから始めることが大切です。

 

ここでは、遺品整理を始める段階で済ませておきたい準備を紹介します。

 

家族の衣類と分ける

まずは、家族や親族の衣類と故人の衣類を分けます。

 

同居していた家族が衣類を貸していた場合もあるため、故人の衣類以外は持ち主に戻してから遺品整理を始めましょう。

 

遺産に相当する衣類を確認する

遺品整理を始める前に、遺産に相当する衣類があるかどうかを確認することが大切です。

 

もしも衣類に宝飾品が施されていて資産価値が高い場合には、遺産として取り扱う必要があります。

 

金額が小さい場合には気にする必要はありませんが、金や宝石があしらわれている場合には注意が必要です。

 

遺言書を調べる

遺言書がある場合には、衣類についての記載を確認しましょう。

 

遺族に保管して欲しい衣類が書かれていた場合や、相続して欲しい人が明示されていた場合には、その通りに対応します。

 

エンディングノートを確認する

エンディングノートがある場合には、故人の希望を確認しましょう。

 

エンディングノートは遺言書とは異なり法的効力はありませんが、故人の気持ちを汲んで対応するのが望ましいです。

 

しかし、遺族の意向に沿わない場合には、他の方法で対応しても構いません。

 

故人に着せる服を選ぶ

故人を弔う際に着せる服を選ぶことも大切です。

 

生前に希望を聞いていた場合やエンディングノートに記載がある場合は、その服を着せて弔ってあげましょう。

 

衣類に紛れ込んでいるものを探す

衣類の中に、遺産や重要な遺品が紛れ込んでいる可能性があるため、服の中などを丁寧に調べましょう。

 

ポケットの中にお札が入っていたり、借用書や証券などが見つかったりすることもあります。

 

親族で相談する

遺品整理を始める際には、親族で衣類の取り扱いについて相談しましょう。

 

その服を故人にプレゼントした人がいれば形見として欲しがる場合もあるため、近しい人には声をかけてみるのが望ましいでしょう。

 

写真を撮影しておく

遺品整理を始める前に、写真を撮影しておきましょう。

 

遺品整理で衣類を処分してしまうと二度と見られなくなる可能性が高いため、故人の思い出の品を確認できる形で残したいと思ったら写真にして保管しておくことをおすすめします。

 

遺品整理での衣類の取り扱い方

遺品整理では、衣類の取り扱い方が3通りあります。

 

保管、処分、保留の3つの方法についてわかりやすく説明します。

 

形見分けをして保管する

保管は、形見分けをして遺族や親しい間柄の人に渡す方法です。

 

故人の思い出が詰まっている衣類は保管の対象になります。

 

また、故人が着ていた衣類の中にまだ着られるものがあって、着てもらいたいと思う人がいれば譲り受けてもらうと良いでしょう。

 

古くても良いものであれば仕立て直しをすれば、まだまだ着られる衣類が見つかることもあります。

 

処分する

処分は衣類を手放す方法です。

 

捨てる、寄付する、買取に出すという3つの方法があります。

 

もう傷んでいて誰も着られないような状態の衣類は捨てるしかありませんが、リサイクルに出せば新しい衣類として再生されます。

 

まだ着られる衣類であれば、NPO団体などに寄付して、困っている人たちに使ってもらうことも可能です。

 

また、高級ブランドや宝飾品をあしらっている衣類なら、買取に出すこともできます。

 

保留して後で考える

すぐに保管・処分の判断ができない衣類は保留しましょう。

 

遺品整理をする際には、故人の衣類すべてについてその場で判断する必要はありません。

 

判断を保留して、落ち着いてから考えることもできます。

 

本当に欲しいものや必要なものは保管し、明らかにいらないものを処分し、残りは保留しましょう。

 

保留した衣類も後で形見分けをしたり、仕立て直しをしたり、買取に出したりすることができます。

 

判断が難しい衣類は保留し、遺族でどうするかを話し合いましょう。

 

まとめ

遺品整理で衣類の対応を考えるときには、遺産になるか、故人の希望があるかの視点からみていきます。

 

そして、親族で相談しながら遺品整理を進めることが大切です。

 

すぐに判断できないときには、とりあえず保管するという選択肢もあります。

 

思い入れのある衣類であればあるほど捨てがたいのが当然です。

 

気持ちが落ち着いたあとに考える方法もあるので、必要なものは保管、不要なものは処分、残りは保留しておくのもよいでしょう。

 

「ジャンボコアラ」には、遺品整理士認定協会の地域会員が在籍しており、遺品整理のプロとして協会HPに優良企業として認定されています。

 

これから遺品整理を行おうと検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

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